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久しぶりのry2
2008-12-01 Mon 20:09
どうやら私が本気を出したようです
本気ショベwwwwwwとか言わないで!泣くから
ということで2個目投下です。いままでの遅れを取り返すぜ!
今回はただのベーコンレタスです多分
というかどっちでもいけるんじゃないかwwwww
最近私はオルイアを少女漫画かなんかだと勘違いしてるんじゃないかな^^^^
前のとは違って甘い、と思わせつつまたもや切ないです
暗いの間違いだったらサーセンwwww

例によってオルイアだよ!

とくん、と音が聴こえた。
それは暖かな心臓の音。
今生きているという証の響き。
静かで、暖かなこの音に安心してしまう。もっと聞いていたくて耳をさらに胸に
近付ける。




「ねえ」
「なんです?」
「どうしたの」



怪訝そうな、でもどこか困ったような顔でオルキはたずねた。
しかしそんなオルキの心情も素知らぬようにイアンはまだオルキの胸に耳をあて
がったまま答えている。
そうしていると、唐突に自分の後頭部にさら、と髪が流れる感覚があった。
顔を上げると、オルキが髪を指で弄ぶようにとかしている。
そのこそばゆい感覚に小さくイアンは首を竦めた。



「好きなんです。
心臓の音、というか」
「抱きしめる程好きなの?」
「っ、そんなつもりじゃ」



ほんの少しだけ恥ずかしさに頬を染めて、イアンはオルキから離れようと姿勢を
あげる。
が、途中で長い腕が抱きすくめるように阻んで、体勢を無理矢理留めた。
わっ、とイアンが小さく声を上げる。オルキがくすりとほくそ笑むのが聞こえて
イアンは益々恥ずかしくなった。




「…安心するんですよ。
だって生きてるって証じゃないですか」
「そう」
「…うん」




彼の掌は体温が低い。だから触れるといつも自分の体温の方が高かった。
だからなのか、そんな彼の心音を聞いていると、酷く安心した。
心臓の音は命の音色、なんてことを思ってしまう。
だからイアンはオルキの胸に耳を押し当てる。
背に緩く回された腕が、イアンの服を掴む。




「じゃあ、僕にも聴かせてくれる?」
「っえ」
「安心、するんでしょ」



そう言われれば、拒否する理由もないのでおずおずと体勢を上げれば、
覆いかぶさるように抱きすくめられる。
そして徐々にオルキの耳の位置が下へと下へと下がっていき、胸の辺りでぴたり
と止まる。
その体勢が少し苦しくて、イアンは軽く息を詰めた。


「…」



先ほどのイアンのように、ただ黙ってオルキは胸に耳をあてている。
顔にあたる癖のある黒髪が擽ったくてイアンは身をよじった。



「安心、する」
「でしょう?」



さらに寄り添うようにオルキが擦り寄って来てイアンは後ろにのけ反る。
倒れるのを耐えるようにオルキの肩にしがみついた。
不意にオルキを覗き込めば頬に手を添えられた。
相変わらず高いとはいえない体温を持つ指先が撫でるように頬を滑り、顎の部分
でぴたりと止まる。
その瞬間に黒い瞳と目が合って、イアンは動きを止めてしまう。




「君は、安心する」
「へ」
「好きだよ、とても」



オルキが指の腹でイアンの頬をすっ、と撫でた。
そのあと釣り目の瞳が緩んで、また抱きしめられる。
その一連の仕草がイアンには酷く優しく感じてしまって、瞳の奥がじわりと熱く
なる。
それを隠すようにオルキの抱擁を受けてぎゅ、と肩にしがみつく。




いつかはどちらか奪ってしまう筈の暖かさに、
これほどまでに縋るのは、愚かなことなのだろうかと考えて、
イアンはまた泣きたくなった。




たとえ、別れの音が聞こえても。
(聴こえていない振りをした)

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